裸の王様

次男は、昨日はナゴヤドームでのアルバイトがあって、12時頃帰ってきました。

そして、今日は「授業で発電所に行く」?と言っていたのですが、朝起きれなくてやめてしまいました。

自由参加みたいだけど、行くつもりだったのにやめてしまうなんて・・・

受験が終わってすっかりだらけてしまったようです。

つい小言を言ってしまいました。

少しは反省してくれるといいけど ・・・


さて、昨日はついに法務委員会で共謀罪法案が強行採決で通ってしまいました。

採決の時の様子を見ると、本当にひどい状態でした。

法務委員会のメンバーでない維新の会の議員がなぜか参加して発言し、それがきっかけで採決が行われたようです。

まだ疑問点がたくさんあるのに、30時間議論したからという理由で無理やり採決するなんて・・・

このような国会を見て、選挙で自民党に投票したり、棄権をした人はどう思ったでしょうか。

この前紹介したブログによると、

2014年の衆院選挙の時自民党が得た票は1765万票で、棄権した人は4922万人だったそうです。

後悔していてほしいけど、関心がなくて見てない人が多いかもしれません。

まともな情報番組やまともな新聞で国会質疑を見ていたら、与党のやっていることが明らかにおかしいことがわかるのに・・・

23日に衆院本会議で採決しようとしているみたいですが、それまでに何か奇跡が起こって通らないでほしいな。


共謀罪法案の質疑では民進党の山尾議員ががんばってくれていましたが、木曜日に「法務大臣不信任決議案」を出した時の山尾議員の趣旨説明がすばらしかったので、ぜひ見てほしいです。

山尾議員の趣旨弁明


安倍総理に関する部分の書き起こしが出ていたので、載せたいと思います。


たとえば、総理は、1月26日の私との質疑のなかで、「組織的犯罪集団にあたるためには「そもそも」結合目的が犯罪実行を目的としていることが必要である」と答弁されました。

しかし、これは正当な組織であってもその性質が「一変」すれば組織的犯罪集団にあたりうるという従来の法務省の統一見解に真っ向から矛盾します。

 総理のこの間違いを糊塗するために、政権が必死に準備してきたのが、「そもそも」と言う言葉には「基本的」という意味がある、という答弁でした。しかし、これは、国会図書館ないしメディアの調査によっても明らかなように、現存する15の主要な辞書をひもといても、総理のいうような意味はひとつも存在しませんでした。
 
つまり、総理の説明は、オルタナティブファクト、ありていにいえば、事実に反する嘘であったということです。

 しかし、さらなる追及をうけた安倍総理がしたことは、
「大辞林」に「どだい」という意味があり、「どだい」には「基本」という意味がある。こういう答弁を閣議決定をすることでした。
 
閣議決定は、こういう目的のためにつかわれるものだったでしょうか?

 これは、安倍総理が人を刑務所に送る、刑罰法規の構成要件の文言を解釈するに当たり、間違えてしまった説明を嘘で塗り固め、その嘘を政府が閣議決定で裏書きしたことを意味します。絶対にあってはならない深刻な事態です。

 なぜなら、このような閣議決定の名に値しない閣議決定がなされるということが、安倍総理本人に自らの間違いを認める度量がない、ということを証明するだけでなく、安倍総理の周囲に、「総理、さすがにそれは間違っていますよ」というたしなめる存在がいないことを意味するからです。
 
安倍政権の中には「王様は裸である」と語るこどもがいないということであります。
 
裸の王様が行政府の長をつづけることの深刻な論点を二点、申し上げます。
 一点目は、今回の総理答弁は、今回の刑罰法規の構成要件の文言の解釈に関するものだということです。
 刑罰法規の構成要件は、「ここまでは自由、ここから先は刑務所」、こういう線引きをすることによって、人間の自由と不自由の範囲を宣言するものであります。ですから誰にでもわかるレベルの明確性と、誰がいつ解釈しても同じように読める安定性が必要なのです。
 しかし、この構成要件の解釈が、自分の間違いを認めたくないという安倍総理の属人的な理由で、変更されたり、混乱したりすれば、明確性も、安定性も、傷つけてしまいます。
明確性や安定性を欠いた刑罰法規は、自由の範囲を不明確かつ、不安定なものにします。
 なにをすれば刑務所に行くのかはっきりしないという状態は、迷ったらやめておこう、というふうに、「自発的な自由の萎縮」をもたらし、いったん萎縮した自由を取り戻すのは、並大抵のことではありません。

 二点目は、この問題が、安倍政権の「間違いを認めない体質」。そして「この道しかない」と言うスローガンが象徴するように、「自らが唯一、絶対に正しいという価値観」を如実に表しているということです。
 人間は間違いを犯します。したがって人間が行使する権力も、間違いを犯します。しかし、安倍総理や金田大臣の発言がどんなに間違っていても、その間違いを真実として正当化していくという手法がまかり通れば、権力の正当性を、論理や事実によって、客観的に判断していくことがおよそ不可能になります。
「安倍総理は間違えない。」
「政府の判断だから正しい。」
これはまさに法の支配ではなく、人の支配への転換を容認することにつながります。
 特に共謀罪でいえば、捜査機関、ひいては国家権力の判断は正しいという前提で広範な捜査を許容すれば、社会は変容し、監視網の中で社会の自由はどんどん委縮していくでしょう。

 安倍総理には、使い方を間違えば最大の人権侵害を起こしうる刑罰法規に対する謙虚さが見られません。これは、安倍総理が今国会で共謀罪に関して答弁された、「一網打尽にする」、「捜査機関の躊躇をなくす」、こういった発言からも見て取れます。
 本法案に対する金田法務大臣の答弁能力の欠如は、
安倍総理によってフォローされるどころか、むしろ法案審議をさらなる混乱におちいれる結果をもたらしています。」


まさに正論だと思います。

そして安倍総理の答弁と比べたら月とスッポンです。(答弁と比べちゃいけないか^^;)

こういう人が総理大臣だったらいいのに。

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山尾さんの載せてくださりありがとうございます。最近の政治に日本の未来を見い出せなくて、ニュースみるのも嫌でした。でま山尾志桜里さんのように、しっかり正しいことを言える方がいらっしゃるとわかり勇気でました。総理は共謀罪を成立させるために、「2020年東京オリンピックを何としてでも成功させなければならない。その為にはテロ対策として…、」という調子で声高らかに演説していますが、明らかにオリンピックを利用していると思います。あまりにもひどいです。高一の娘は日本はダメになるから将来外国で生活すると言ってます。将来の日本に希望が見いだせません。

Re: タイトルなし

アマリリスさん、ありがとうございます。
私も、ニュースを見ると暗い気持ちになるので嫌なのですが、つい気になって見たり情報集めをしてしまいます^^;
一人の力では何ともできない無力感はありますが、同じ考えの方もたくさんいて、
その方たちの意見を読むとすごく共感できてうれしくなります。

娘さんはちゃんと政府がやっていることを関心を持って見ていて立派ですね。
うちの子たちは、報道番組も新聞もあまり見ようとしないし、私もうまく伝えられません。
今の政府がやっていることが本当にひどくて、子どもたちに希望を与えられないのはとても残念です。
少しずつ、政治を良くしようと思う人が増えてきたり、日本を立て直してくれる指導者が出てきてくれるといいですね。

この前教えてくださったブログは私も時々見させていただいています。
詳しいしわかりやすい文章で勉強になります。
山尾議員の演説は、一部分だけ載せましたが、「Hikaruの井戸端放送局」というブログに全文の書き起こしが載っていました。私は映像を見ても聞こえないのでとても助かっています^^;
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